ニホンミツバチの越冬から夏にかけて

ミツバチ

秋に採蜜したミツバチたちは採蜜の影響で一部巣落ちがあったものの無事逃去せず冬を迎えた。

よかった!

次の難関は冬越えである。気温も下がり冬本番を前に巣箱を冬化粧した。

冬装備の巣箱
プチプチを纏った巣箱

どこまで巣箱を冷気から守るのか。調べても様々な意見があり正解は見つからなかった。
シートが密着すると結露する。
温めすぎても冬眠できず冬を越せない。
悩んだ結果プチプチシートで緩く覆うようにしてみた。

巣門は段ボールで3分の2程度ふさいでみたが、これが蜂たちには不評であった。
自分たちで段ボールを削り、広げていた。
材質が段ボールでむしろ良かったかもしれない。都合の良い大きさに自分たちで調整できるので。

巣門を狭めている段ボールをかじる蜂たち
巣門を狭めている段ボールをかじっているところ。狭すぎて渋滞も起こってしまった。

冬を超えた3月
久々の内検。

冬を超えた巣箱の中
上のほうでかたまっているミツバチ。気温は少しずつ暖かくなっている。

ハチの数はだいぶん少ないように見える。正直、もうこのまま消えてしまうかと思った。
しかし、4月に入った途端、活動期に入ったのだろうか。ハチの数は一気に増え、あれだけ見えていた巣板が見えなくなるほどになっていた。

一気に数を増やしたハチたち

無事冬を越して一安心。春を迎えたのであった。

さらに、巣箱の底に雄蜂の蓋が転がっていた。

雄蜂の蓋。雄蜂が生まれた証拠である。
どんぐりの傘みたいなものが雄蜂の蓋。雄蜂が生まれた証拠

これがあると分蜂が近いということ。新たな群れを捕獲するチャンスがやってくる。

上の写真を見てほしい。左は5月11日。右は5月後半である。
ハチたちの数が少なくなっている様に見える。おそらく分蜂したに違いない。
少なくなった時期に我が家の待ち箱には入居しなかった。
山へ帰っていったようだ(泣

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