冬になると我が家で取れた蜂蜜は例外なくカチカチに結晶化してしまう。

この蜂蜜が上のようになってしまうのだから不思議なものです。

何故結晶化してしまうのか。ざっくりと三つの理由があります。
気温が下がる
気泡など結晶化を誘発しやすいものが蜂蜜中にある
蜂蜜中のブドウ糖含有量が多い
特に3番目の理由にと気温が下がることにより結晶化しやすい。
我が家では12月ごろには真っ白な結晶となってしまいます。
天然の蜂蜜はすべて結晶化するわけではないというのも3番目の理由からです。
決して結晶化するものだけが純粋な蜂蜜ではありません。
食べ方は、このまま削って食べてもいい(じゃりじゃりしている)し、料理に使うなら気にすることはない。
ちなみに元の液体に夏になれば戻るのかというと
戻らない
なんと、寒くなると結晶化する癖に夏になっても液体には戻らないという何とも謎な性質を持っています。
液体に戻すには湯煎などを行い温度を上げてやらなければなりません。
はちみつ成分を損なわないようにするには40~60度程度で湯煎してやれば風味もそれほど損なわれません。
可能な限り低い温度(40度を超える程度)で湯煎するのが良いでしょう。
すべての蜂蜜が結晶化するわけではないのでいつの日か結晶化しない蜂蜜が採れるかもしれません。
セイヨウミツバチが作るアカシアはちみつなどは結晶化しにくい蜂蜜です。
反対に北欧産の蜂蜜は結晶化しやすく白くクリーミーな蜂蜜になるそうです。
我が家の蜂蜜は結晶化するとカチカチになりますがクリーミーな結晶化とはいったいどういう感じなのでしょうね。